むし歯・歯周病治療
むし歯・歯周病治療

「歯がしみる」「食べると痛む」「なにもしてなくてもズキズキ痛む」といった症状はむし歯のサイン
「歯ぐきの腫れ」「出血」「口臭」「歯が揺れてる」といった症状は歯周病のサイン
むし歯は放置すると神経まで達し、最悪の場合は歯を失うリスクがあります。また、歯周病は自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行するのが特徴です。いずれの疾患も、大切な歯を守るためには早期発見・早期治療が何よりも重要です。当院では、患者様のお口の状態を正確に診断し、ご要望に合わせた最適な治療計画をご提案いたします。少しでも違和感や気になる症状があれば、放置せずにお気軽にご相談ください。納得いただいたうえで、共に治療を進めてまいりましょう。
むし歯とは患者様にわかりやすくした言葉であり、我々歯科医師はう蝕、カリエスと言います。
う蝕学(カリオロジー)はむし歯の原因や進行や、予防治療について科学的に研究する学問です。
ここむし歯ありますね。削りましょう。これまで、多くの方がそのように説明を受けてきたかもしれません。間違いではありません。
しかし、現在のう蝕学(カリオロジー)では、むし歯は単に歯に穴が開いた病気ではなく、生活習慣や食生活、口腔内の細菌、唾液の働きなど、さまざまな要因が重なって起こる病気だと考えられています。そのため、削って詰めるだけでは根本的な解決にはならず、原因が変わらなければ再びむし歯になる可能性があります。私たちが大切にしていること「なぜむし歯になったのか」を丁寧に考え、その原因を患者様と一緒に改善していくことです。
むし歯の大きさだけを見るのではなく、
などを総合的に診査し、一人ひとりに合った治療と予防をご提案します。
歯は、一度削ると元には戻りません。そのため、初期のむし歯であれば、すぐに削るのではなく、フッ素の活用やセルフケアの改善、定期的な管理によって進行を抑えられる場合があります。もちろん、削る必要があるむし歯は適切な時期にしっかり治療します。しかし、その際も健康な歯をできるだけ残し、将来を見据えた「最小限の治療」を心がけています。
私たちの目標は、詰め物や被せ物を増やすことではありません。患者様が10年後、20年後もご自身の歯で食事を楽しみ、大切な人と笑顔で過ごせることです。そのために、北砂こもれび歯科では、う蝕学(カリオロジー)に基づいた診査・診断と予防を大切にし、「治す歯科医療」から「守る歯科医療」を実践しています。
むし歯とは、口腔内の細菌(特にミュータンス菌)が食べ物に含まれる糖分を栄養にして酸を産生し、その酸によって歯のエナメル質や象牙質が溶けていく疾患です。むし歯は自然に元通りになることはなく、進行性の病気です。初期の段階(C0)では歯質の脱灰が起きているものの、フッ素や正しいケアによって進行を抑制できる可能性があります。しかし、C1以降は歯科的な処置が必要になります。
ただし、最近ではC1も治療に介入せずに正しいブラッシング、歯磨き粉の選択によって進行を止めることができます。歯科の言葉で”予防拡大“という言葉があります。むし歯を取り切った後に予防的に健全な歯を削ることです。小さいむし歯への治療介入によって周りの健全な歯まで削るのはもったいないため、進行が止められる小さいむし歯なら、削らずにセルフケアで止めておきたいですよね。
また、むし歯菌は親御さんやご家族から感染することがあるため、赤ちゃんの歯が生え始めた頃から口腔ケアの意識を高めることも大切です。食器の共有や、食べ物を口移しにする行動を見直すことも予防の一助となります。しかし近年、感染症と言われてきたむし歯や歯周病ですが、感染症ではなく生活習慣病に近いと言われてきています。
| 段階 | 状態 | 主な症状 | 主な治療内容 |
|---|---|---|---|
| C0 | 初期脱灰(白濁) |
自覚症状なし | フッ素塗布・ブラッシング指導・経過観察 |
| C1 | エナメル質のむし歯 |
ほぼ無症状だが茶色・黒ずみが見られる場合あり | レジン充填などの浅い修復処置・経過観察 |
| C2 | 象牙質に達したむし歯 |
冷たいものや甘いものでしみることがある | 詰め物・インレーなどによる修復治療 |
| C3 | 神経まで達したむし歯 |
強い自発痛・夜間の痛みが生じることがある | 根管治療(神経の治療) |
| C4 | 歯冠崩壊・歯根のみ残存 |
痛みが落ち着いていても感染が持続していることが多い | 抜歯、または根管治療後に補綴治療 |
歯周病とは、歯を支える組織(歯肉・歯槽骨・歯根膜・セメント質)に炎症が起こり、放置することで骨が失われていく疾患です。歯肉の腫れや出血から始まり、進行すると歯を支える骨が破壊され、最終的には歯が抜け落ちることもあります。歯周病は、成人が歯を失う主な原因のひとつとされており、国内でも多くの方が罹患していることが報告されています。歯肉の炎症段階(歯肉炎)であれば適切な治療で改善が見込まれますが、骨が失われた段階(歯周炎)では自然に再生することが難しいため、早期発見・早期治療が重要です。
歯周病は初期段階では自覚症状が乏しいため、以下のような症状がある場合はご相談ください。
残念ながら、C1以降のむし歯は自然には治りません。C0(初期脱灰)の段階であれば、フッ素による再石灰化を促すことで進行を抑制できる可能性がありますが、それ以降の段階では歯科的な処置が必要です。
当院では表面麻酔の使用や電動麻酔器の活用など、痛みを最小限に抑えるための取り組みを行っています。また、治療中に痛みを感じた場合は遠慮なくお申し出ください。患者様のペースに合わせて進めることを大切にしています。
治療の内容によって通院回数は異なりますが、できる限り患者様のご事情に配慮したスケジュールをご提案します。また、早期に受診することで処置の範囲が小さくなり、通院回数が少なくなる場合もあります。
むし歯と歯周病は、早期発見・早期対応ができれば、処置の範囲を小さく抑えられることが多い疾患です。逆に放置すると、治療が複雑になり、身体的・経済的な負担も増してしまいます。「歯医者が苦手」「久しぶりで不安」という方も、まずはご相談だけでもお気軽にお越しください。歯の違和感や気になる症状は、早めにご相談されることをおすすめします。
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